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なんちてelf風味のテキスト節で始まりました、勇者ふるちん伝説。 ・・・などと余裕ぶっこいている訳にもいきません。 こ、このままでは勇者の存在意義に関わる大事態が勃発しているのでぃっす!
DQの勇者と言えば、各家庭のタンスを漁り、モンスターの屍を累々と積み上げて魔王を惨殺とゆうのが相場でした。 しかし。しかし、始まってはや数時間、待てど暮らせどモンスター殿がいらっしゃいません。 戦史に名を残した豪傑も、戦そのものがなければただの荒くれ者にすぎません。 ってゆうか、今ふるちんが漁師の息子から、まさに荒くれ者に転落しようとしています。このままでは、ワイドショーのレポーターがやってきて、「地獄!箪笥や机を漁るだけでは厭きたらず、キレて壺を投げつける鬼息子!!」なんてなタイトル付きで放映されてしまいます。
てゆうか、魔王の腰抜けめー、とっととかかってこいやーッ!
などと苦し紛れにいきがってみるも、やっぱしいつまで経ってもバトルができなくて、あのーいつになったらスライム殿と相まみえる事ができるのですかーもしー?と連呼していると、なにやら青い御姿が・・・も、もしや貴殿はスライム殿ではござらぬかー! お待ち申し上げておりました。お慕い申しておりました。 一日千秋の気持ちでお待ちしていたスライム殿がたむろされておいでで、ちと嬉し涙が滲みました。ううう・・・スライム殿・・・。
・・・くっくっく、なんちて、かかったな愚昧滑稽なるスライムどもめ、いざ成敗! スライムの死骸を尻目に、ようやく勇者としての面目を保ったふるちんですが、何か勇者以前に人として間違っているような気がしないでもありませんが、まいっか!
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